出会いから別れまで、あっという間だった。その短い生涯の、半分以上を闘病に費やしたくろたん。
今は元気に、虹の橋のたもとで遊んでいると信じたい。
川べりの草むらの中で鳴いていた子猫。
拾った時からまだらはげでおかしいなと思っていたら、ネコエイズに感染していた。
2歳になる前に発病し、それからはクロタンにとって辛いだけの毎日だったと思う。
最期は本当にボロボロだったなぁ。
でもよく頑張った。本当にありがとう。
アトミミを亡くしてしばらくたった頃で、もうネコは飼いたくないと思っていたんだけど、雨の中で鳴く子猫の声を聞いて無視するのは相当な勇気がいる。
で、いっそ本人に決めてもらおうと思い「ビンボーだし、夏場にクーラーもないけど、それでもよかったらうちの子になりますか?」と聞いてみた。
そうしたら「ニャー(なる)」と返事をしたので連れて帰ってきた。
拾ったときは暗くてわからなかったけど、家に帰ってよく見るとどうやらペルシャの血が混じっているふう。
でもせっかくのふさふさ毛皮が皮膚病のせいかあちこちまるくはげていて見る影もない。(後に原因はネコエイズによる皮膚病だったと判明)
帽子の分解に余念のないクロタン。
お水を飲むクロタン。
あっという間に大きくなった。
夏のクロタン。
けっこうな美猫になった。
コタツでおねむ
マーとお散歩
ネコエイズ発症直前
引っ越し直後の二匹
お兄ちゃん、ここどこ?
新しい家のベランダで
エイズによる口内炎発症