死にかけの猫が迷い込んできたのは、オトーサンに続いて二匹目。
気立てがいいのか悪いのか、よくわからん奴だった。
飼い主が引っ越して、置き去りにされたらしいとあとで知った。
事故か虐待かはわからないけどしっぽが千切れて、栄養失調と疥癬でボロボロ。
腎臓も悪くなってて、結局ウチに来て3年ほどで死んでしまった。
お坊さんにお経をあげてもらった唯一の奴だけど、猫にとっては嬉しいものなのかな?
遠慮して入ってこないので、入り口に餌を置いた。
全身が入った。
目が完全にふさがってる。
ネットで症状を検索して、どうやら猫疥癬らしいとわかった。
部屋に入れるとマーにうつるかもしれない。でもこの状態で追い出すわけにもいかず、死ぬほど悩む。
解決策として、押し入れの下段に閉じ込めることにした。(ケージを買うお金がなかったので)
グレを放り込む前に、点検をするマーちゃん。
収容完了。
結局完治まで3ヶ月ほどかかったけど、元気になった。
目が開くと意外と美猫。